← ジージのカラオケ

時の流れに身をまかせテレサ・テン

ジージが歌った日(1回)

【どんな歌か】
・発売:1986年2月21日、トーラスレコード。テレサ・テンの日本での16作目のシングル
・作った人:作詞 荒木とよひさ、作曲 三木たかし、編曲 川口真
・生まれたいきさつ:荒木・三木の2人がテレサに書いた3作目です。前の「つぐない」(1984年)と「愛人」(1985年)は短調(もの悲しい調子)でしたが、この曲は長調(明るい調子)で作られました
・歌の中身:あなたに出会わなかったら、自分はどんな人生だったろうと考え、それでも今はこの人のそばにいたい、ほかには何もいらないと言い切る歌です。身を引く女を歌った前の2曲から、愛を選ぶ側へ向きが変わっています
・その後:オリコンの最高は6位ですが、有線放送で長く流れ、2年にわたって年間の上位に残りました。日本有線大賞と全日本有線放送大賞で3年続けてグランプリを取ったのは、テレサだけの記録とされます。テレサ自身が中国語で歌った「我只在乎你」で、中国語圏でも最もよく知られる曲の一つになりました
くわしくは資料 No.87「時の流れに身をまかせ(テレサ・テン・1986年)」に書きました。
【カラオケで歌うなら】
ソロの歌で、演奏時間は4分10秒です。紅白では2010年に徳永英明、2023年に JUJU が歌っていて、男性が歌っても成り立つ歌です。男性はまず1オクターブ下で歌い、楽な高さへキーを合わせるとよいと考えられます。
音楽QA 第五問で書いたとおり、出だしは控えめに、サビで声を大きくするとメリハリが出ます。
【関連曲】
・つぐない(テレサ・テン・1984年1月21日):荒木とよひさ・三木たかしの1作目。オリコンでテレサ初のベストテン入り(週間6位)。日本有線大賞と全日本有線放送大賞のグランプリ
・愛人(テレサ・テン・1985年):同じ2人の2作目。「つぐない」に続いて両有線大賞を取りました
・心の瞳(坂本九・1985年5月22日):作詞 荒木とよひさ、作曲 三木たかし。この歌と同じ2人の作品です。シングル「懐しきlove-song」のB面で、坂本九が亡くなったため結果として遺作になりました。のちに千葉県市川市の中学校の先生が合唱用に編曲し、2006年には中学校の音楽の教科書にも載りました
・津軽海峡・冬景色(石川さゆり・1977年):作曲・編曲がこの歌と同じ三木たかし
【次に挑戦するなら】
・心の瞳:同じ作詞・作曲の2人が、男性の坂本九のために書いた歌です。もとが男性の歌なので、キーを合わせやすいと考えられます
・つぐない:テレサの歌をもう1曲なら、3部作の1作目へ。短調の「つぐない」と長調の今日の歌を比べて歌えます
【くらさんの考え】
今日の2曲は、作られ方が対照的です。「天城越え」は「この人にしか歌えない難しい歌」を狙い、「時の流れに身をまかせ」は前の2作の悲しさから明るい調子へ切り替えました。それでも2曲とも同じ1986年に出て、同じ第28回日本レコード大賞で金賞を取り、同じ第37回紅白で歌われました。
もう一つのつながりは作曲の三木たかしです。「時の流れに身をまかせ」と、石川さゆりの「津軽海峡・冬景色」は同じ人の曲です。次に「津軽海峡・冬景色」を歌えば、今日の2曲が1本の線でつながると考えられます。
【出典】
・ウィキペディア「時の流れに身をまかせ」 https://ja.wikipedia.org/wiki/時の流れに身をまかせ
・ウィキペディア「つぐない (テレサ・テンの曲)」 https://ja.wikipedia.org/wiki/つぐない_(テレサ・テンの曲)
・ウィキペディア「心の瞳 (坂本九の曲)」 https://ja.wikipedia.org/wiki/心の瞳_(坂本九の曲)
・ウィキペディア「津軽海峡・冬景色」 https://ja.wikipedia.org/wiki/津軽海峡・冬景色